PETIO ひのきの森の砂

PETIO ひのきの森の砂
PETIO ひのきの森の砂


材質:木系
メーカー/販売元:(株)ヤマヒサペット事業部

原材料 : 木粉(ひのき100%)、 澱粉
容量・サイズ : 8リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 燃えるゴミOK
トイレに流せるか :流せます
土に戻るか : 戻りません
重量 : 非常に軽い=女性が4袋を同時に持ち上げて家中移動できる (約1.5kg)

商品説明(パッケージ記載内容)

PETIO 環境にやさしい ひのきの森の砂
鉱物系原料や科学系原料を一切使用しない、天然素材100%の環境にやさしい木製猫砂。
ひのきが本来もっているフィトンチットの働きで、強力消臭・強力抗菌。

【固まる】
猫の尿をすばやく吸収し、コンパクトに固まります。

【燃やせる】
可燃性素材を100%使用していますので可燃ゴミとして処理できます。

【流せる】
鉱物系原料を使用していませんので、水洗トイレに流すことができます。

【強力消臭】
フィトンチットの働きによる天然の消臭効果があり、ひのきの香りが広がります。

【抗菌】
フィトンチットの働きによる天然の抗菌作用。

実際に使ってみました

砂の色や砂粒の大きさ

薄い茶色の、大きめの俵型です。

PETIO ひのきの森の砂
PETIO ひのきの森の砂

一緒に写っているのは10円玉です。

固まり具合

30ccの水をかけたら、こんな固まりになりました。
一緒に写っているのは十円玉です。

PETIO ひのきの森の砂
PETIO ひのきの森の砂

べた~と、ゆる~く固まりました。
固まりのまま取り出すにはちょっと技術が必要でした(汗)
さわった感じもふにゃふにゃで、「固まる」という言葉が適切かどうか(大汗)。

実際に使った感想。

固まりません(汗)
新品の時で砂がからからに乾いている時なら、そっとすくえば固まっているかもという程度にはかたまりますが、少しでも乱暴にすると崩れてしまいます。
つかっているうちに、色が変わってふやけるだけになります。
最後には、全体的にふんわりとやわかくなってしまい、猫さん達もあまり使わなくなりました。
その、全体的に柔らかくなる点がウサギさんたちの足にはやさしくて良かったんですけれど(汗)

尿の量や回数がわかりやすいか

ちょっとわからないと思います。1ニャンであまり掘らない子ならわかるかもしれませんが、複数ニャンで蹴散らされると、わかりません。

砂のにおいや脱臭力

◇ 砂自体のにおい

かすかなひのきの香り
部屋にトイレがあっても人間の鼻ではほとんど感じることはないでしょう

◇ 脱臭力

良いと思います。
木の砂は使っている内に砂自体が臭くなってしまうものが多いのですが、この砂はふやけて粉になっても、かき混ぜるとひのきの香りがします。
アンモニア臭はしません。
大の方も、うめてさえあればさほど臭いません。

ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい

◇ ホコリ

ほぼありません。

◇ 飛び散り

砂粒の大きさの割には非常に軽く、かなり飛び散ります。
使っている内に粉に崩れてきて、肉球にもくっつきやすくなります。
粒も粉も軽いから数メートルも運ばれてしまいます。
つまり、我が家は豪邸ではありませんから、隣の隣の部屋まで運ばれてしまうということです。
特にトイレ周りは頻繁な掃除が必須です。

◇ 猫足のもぐり具合

新しいときはほとんどもぐりません。
全体的に柔らかく湿ってくると、・・・猫さん達、砂に乗るのを敬遠気味になって、トイレの縁に乗っかってするようになっちゃいました。

尿の色(血尿)がわかりやすいか

赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。

PETIO ひのきの森の砂
PETIO ひのきの森の砂

↑濃い赤水。
これは良くわかります。

PETIO ひのきの森の砂
PETIO ひのきの森の砂

↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
わかりませんね・・・

PETIO ひのきの森の砂
PETIO ひのきの森の砂

↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
3は色が良く分かりますが、1と2は肉眼でも区別はつきません。

猫砂のpH度

猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。

PETIO ひのきの森の砂
PETIO ひのきの森の砂

アルカリ性ですね。

猫たちの評判

新しいうちは普通に使いますが、古くなって、砂全体がしめったようになってくると、嫌みたいです。

その他

この砂は、たとえば単独~少数飼いの女性が都会のマンションで使うというような使用法がもっとも効果を発する砂かも知れないと思いました。
軽いので買うときも砂の補充もゴミ捨ても女性向き。脱臭効果もよい。
ただし、掃除は相当まめにしないとならないから、やもめぐらしの男性より、いつも小綺麗にしている女性向き?(今の世の中、こんな男女差はないかもしれませんが)。
ちまちまとケチって固まりだけを掃除するのではなく、湿気た部分を大きくすくい取り、頻繁に全取り替えする気前のよさが必要。
都会ならゴミ収拾は頻繁だし、軽いから、ゴミの量が増えても苦痛にはならないでしょう。

また、うちでは、ウサギトイレによく使いました。
スノコ付きトイレの、スノコの下までというか、スノコの上に少々はみ出るくらい、ぴっしり敷き詰めるのです(スノコ無しトイレだと、この砂は軽すぎてウサギが蹴散らしてしまう)。
ウサギの糞は小さくてコロコロしていて、しかも体に似合わず大量にしますから、トイレ掃除も、トイレ砂の中から糞だけすくい取るなんてことは現実的ではありません。
毎日全取り替えするのですが、そのためには、このような、安くて軽くてあまり固すぎない砂(ウサギの足の裏には肉球のような保護パットはありません)が適しているのです。
安売りの時に何袋も買い置きしています。

実験期間、価格など

テスト期間:

【1回目】2005年3月8日夕方~3月13日朝(4.5日)
【2回目】2008年12月3日朝~12月14日朝(11日)  

1ニャン1リットルあたり/日:

【1回目】 1.1日(1袋1ニャンあたり 9日)
【2回目】 2.4日(1袋1ニャンあたり 19.25日)
【平均】 1.75日(1袋1ニャンあたり 14.125日)

1回目と2回目にかなり差がありますが、1回目のときは固まりが悪くなり湿気が強くなった時点ですぐに取り替えたのに対し、2回目はかなり様子見をしたという事があると思います。
2回目の最後の数日は未使用でした。なので、猫さんが使用を中止した時を終了時と考えれば、数日分短くなります。
新しい時は普通によく使ったんですけれどね。

全取り換えのタイミング:

・固まり方が弱いため、猫たちが掘ったり埋めたりする段階ですぐにくずれ、使用済み砂が全体に混ざってしまった。
・そのため、全体的にふわっと柔らかく湿った感じになり、猫たちが使用を渋るようになった。最後は全然使ってくれなかったので、まだ砂はけっこう残っていたが使用中止。

テスト時のネット価格帯:

【1回目】税込 501円(楽天市場共同購入)~714円(調査日:2005.3.8.)
【2回目】税込 538~880円(調査日:2008.12.6) 

1リットル当たりの価格帯:

【1回目】税込 63円~89円(調査日:2005.3.8.)
【2回目】税込 67円~110円(調査日:2008.12.6.) 

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