猫のフリー素材:猫算

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猫算:猫は理論上、ねずみ算式に増えます!

猫の去勢・避妊手術を促す場面で使うための画像です。

もし1匹の雌猫が1年に2回6匹ずつ出産し、その半分が雌猫の場合、理論上、1匹の猫は、最初の出産からわずか1年で79匹に増えます

この計算式(?)は、役所等がよく使っているもので、色々な絵柄で見る機会も多いでしょう。

もし1匹の雌猫が1年に2回6匹ずつ出産し、その半分が雌猫の場合、理論上、1匹の猫は、最初の出産からわずか1年で79匹に増えます
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もし1匹の雌猫が1年に2回6匹ずつ出産し、その半分が雌猫の場合、理論上、1匹の猫は、最初の出産からわずか1年で79匹に増えます
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でも、実際に猫達と暮らしている身でみると、ちょっと違和感が。

まず、一番最初の親の欄が雌猫一匹だけというのに疑問、なぜなら猫は単為生殖できない動物ですから。必ずどこかに雄猫もいるはず。

次に、子猫が生後6カ月でもう6匹も子猫を産んでいる構図に違和感。猫の妊娠期間が約2ヶ月(60-68日)であることを考えれば、生後4か月で初めての発情を迎えたことになり、早すぎませんか?いえ、生後4か月で発情する早熟な雌もいることは事実のようです、が、一般的にはもう少し遅いでしょう。猫の避妊手術をする最適な時期は「初めての発情期を迎える前の生後6ヵ月頃」と言われていることからも、生後6ヶ月で出産というより、生後6ヶ月になったらもういつ発情出産しても不思議じゃないから早く手術しろ、という認識の方が一般的だと思います。

そして最後に、一度出産した雌達はその後はどうなったの?また半年後に出産するはずでは?という疑問。表には入っていませんよね。

成熟雌は6ヶ月毎に6匹(雄3雌3)ずつ出産。子猫は7ヶ月で性成熟、9カ月で初出産、その後は6カ月毎に出産すると、理論上、15カ月後には親猫+子猫で合計74匹に

こちらの方が現実的じゃないかと思うのですが。

成熟雌は6ヶ月毎に6匹(雄3雌3)ずつ出産。子猫は7ヶ月で性成熟、9カ月で初出産、その後は6カ月毎に出産すると、理論上、15カ月後には親猫+子猫で合計74匹に
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成熟雌は6ヶ月毎に6匹(雄3雌3)ずつ出産。子猫は7ヶ月で性成熟、9カ月で初出産、その後は6カ月毎に出産すると、理論上、15カ月後には親猫+子猫で合計74匹に
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1回の出産で毎回6匹は多い方だとは思います。飼い猫で5~6匹、野良猫で3~5匹が一般的でしょうか。その一方、飼い猫であれば年3回出産する子もいますし、理論上は年4回出産も可能です。なので一度に6匹ずつ出産、という部分は残し、子猫の初産の時期を遅らせ、そのかわり、一度出産した猫はその後も出産し続けるという条件で作り直したのが2作目の画像になります。

このページの猫の顔は、Adobe生成AIで輪郭を下書き、それにnekohonが加筆・色付けして作りました。nekohonの100%オリジナル画ではありませんことをお断りしておきます。

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