またたびウォーターを試してみました

＊同居の工夫：猫と暮らす知恵＊

うちには去勢済み雄猫３ニャン、そのうち、トロはすでに一度結石症になった病歴の持ち主（注：執筆当時）。再発を防ぐには水を飲むことが肝心なことはわかっています。変な薬より、水を飲むという方法の方が、我々人間としても、ずっと安心な気がします。

で、買ってみました。

またたび入りのウォーター

【著：管理人　2006年9月】

またたびウォーターを買う

またたびエキスが入っているから猫が喜んで飲む、というのが宣伝文句の水が最近、数種類売られていますが、その中の一つです。

350ml入りで、消費税込み１本160円以上、500ml入りで、消費税込み１本200円以上しますから、下手な人間用清涼飲料より高いけど（汗）、これでお猫様が水を飲んでくれるなら・・・

原材料

パッケージに記入されているのは以下の通り。

【原材料】
精製水、植物・穀物発酵抽出エキス、またたびエキス、酸化防止剤（ビタミンＣ）、保存料（安息香酸Na、パラオキシ安息香酸プチル）

酸化防止剤が、問題があるとされている物質（BHT、BHA、エトキシキンなど）ではないことを知りちょっと安心。酸化防止剤の使用が書いてあるだけでもいいですね。お手元のドライフードパッケージを見てみてください。普通に売られているドライフードは酸化防止剤が入っているのに、その事実が書いてあるフードなんて希ですから。

味について

例によって、まず自分で飲んでみます。

普通の水より甘い感じ？それから、なんだろう、舌先に、ごくかすかにですが、粉っぽいものが感じられます。

甘いと言ってもジュースやスポーツドリンクほど甘いわけではなく、ほとんど水のような味でした。香りも、普通の水とは少し違うのですが、私の鼻では、特にマタタビ香がするというほどでもなく、もしのどが渇いていたら、ちょっと甘めの美味しい水だと思って、ふつうにごくごく飲んでしまいそうです。

でも、飲んだ後、普通の水とちがい、体がすこし暖まったような気がしました。またたびという名称は「歩き疲れても、食べれば元気になって、また旅ができる」という意味だそうですから、元気が出る水なのかも知れません？

次に、猫たちに、ペットボトルにはいったままの水を近づけて臭いを嗅がせました。

うちの猫たちは全員、去勢・避妊手術済みです。それでもレオやトロ、チャトラン、ハナなどは、けっこうマタタビに反応する猫たちなのですがこのマタタビ入りウォーターには特に反応ありませんでした。やっぱりマタタビ香はかなり弱いのかなあ。

飲み比べの実験

まず、またたび入りウォーターをお皿に入れて測ります。あとで計算しやすいように、お皿の重量をいれてピッタリ４５０ｇになるように調整。

それから、同じタイプのお皿に、同じく４５０ｇまで水をいれます。

ところで、ここで注意！！我が家の水は、天然井戸水 なんです！

井戸の深さは４～５メートル。家の敷地内にパイプを突き刺して、電気モーターで地下水をくみ上げています。田舎ではごく普通にあるタイプの井戸です。

井戸水には何も手を加えていません。天然水そのものです。

裏山から流れてきているのだと思いますが裏山に人は住んでいませんし、道路一本ありません。そういう意味では「極上水」と言って良いと思います。都会からこの家に引っ越したとき、コーヒーの味が全然違うので驚きました。都会の水道水と同じ量の豆でつくったら、コーヒーがすごく濃く感じられたのです。カルキ臭い水道水とは、水の質がかなり違うようです。

つまり、またたび入りウォーター vs 極上天然井戸水ってわけです。

水は透明、またたび入りウォーターは少し黄色なので、間違えることはないだろうと思いましたが、念のために、またたび入りウォーターの容器には猫シールを貼りました。画像ではわかりにくいのですが、矢印のところに猫シールが貼ってあります。