猫用システムトイレの比較=出入り口
※ 新型(2019年版)「ニャンとも清潔」と「デオトイレ」他、新しいモデルの詳細な本体比較は新しいページ↓をご覧ください。このページに記載されている各トイレはすでに販売終了/モデルチェンジしたものが多くなりますのでご注意ください。
⇒ニャンとも子ねこ・デオ子猫・ウィークリー:小型システムトイレ比較
出入り口の形状や高さを比較します
サイズ表
【2011年10月29日】
うちにあるシステムトイレの、出入り口の高さや形状の比較。いずれもオープン(屋根なし)タイプです。
ドーム(フルカバータイプ)の方が出入り口データが重要だろうとは思いますが、計測+撮影のためだけにわざわざ新規購入するのはきついので何卒ご容赦ください。
【注】
データは
・2010年10月購入のデオトイレ、1週間取り替えいらず、ウィークリー、ニャンとも清潔、および、
・2011年10月購入の楽ちん猫トイレ
についてのものです。その後のリニューアル等で数値が変わる可能性があります。
オープン型(屋根無し)
横幅(最少-最大) | 厚み | 床からの高さ | トイレ底からの高さ | |
吸水しない砂タイプ | ||||
ウィークリー![]() |
20-25cm | 1.3cm | 11.3cm | 6.4cm |
1週間取り替えいらず![]() |
31-35cm | 15cm (砂落とし無 1.8cm) |
14.2cm | 8.4cm (砂落としまで 7.5cm) |
デオトイレ![]() |
27-29cm | 3.5cm | 14.5cm | 8.5cm |
ニャンとも清潔![]() |
18-28cm | 4.6cm | 15.7cm | 9.5cm |
濡れると粉に崩れる砂タイプ | ||||
楽ちん猫トイレ![]() |
31-35cm | 15cm (砂落とし無 1.8cm) |
20.5cm | 8.4cm (砂落としまで 7.5cm) |
*横幅が「最少-最大」で示してあるのは、カーブを描いたデザインだからです。
比較します
【2011年10月29日】
アイリスオーヤマ社「一週間取り替えいらずネコトイレ」および「楽ちん猫トイレ」の出入り口には、「砂落としスノコ」がセットされています。 向かって左側が砂落としスノコをセットしたとき、右側がはずしたとき↓。

砂落としスノコのスノコ部分は、縁部分より少し低くなっています。そのため、「トイレ底からの高さ」でも、「砂落としまで」の方が少し低い数値となります。
↓砂落としスノコの大きさは、1週間取り替えいらず(上)も、楽ちん猫トイレ(下)も、ご覧のとおりまったく同じです。
吸水しないタイプの猫砂を使用することが前提に作られたシステムトイレのうち、出入り口の「床からの高さ」が一番低いウィークリートイレと、一番高いニャンとも清潔トイレを並べてみました↓。

子猫の場合、やっと自力排泄ができるようになった幼い子猫(生後3~5週)であれば、入口に台(箱など)を置いてあげた方が入りやすいでしょう。が、たちまち成長して、一番高いニャンとも清潔トイレでも問題なく飛び込めるようになるはずです。なにしろ、猫ですから!
アイリスオーヤマ社製品のうち、
「1週間取り替えいらず猫トイレ」(青)は、給水しない砂 + シーツ
「楽ちん猫トイレ」(緑)は、濡れると粉に崩れる砂 + 箱状トレー
と、仕組みが違うため、引き出しトレーの高さがかなり違い、それがそのまま、トイレの高さの違いとなっています。
上半分の、砂を入れる部分だけを見れば、大きさも高さも全く同じなんですが。

引き出しトレーは、こんなに高さが違います。

で、これは、ニャンとも清潔トイレ、楽ちん猫トイレ、ウィークリートイレを、並べたところ。
砂の仕組みが違うから高さが違うのは当然ですが、それにしても、楽ちん猫トイレは高いですね。

高いといっても、普通に健康な普通の大人猫はもちろん、子猫でも普通に健康であれば、全然問題はありません。むしろ、高い方が、腰をかがめる負担が減って、人間には楽かもしれません。
怪我・病気・高齢などで、足腰が弱り、ふらついたり、下半身をひきずるような子の場合は、少しでも低いトイレの方が良いと思われます。その場合は、入口前に踏み台や斜面を置いてあげてください。