強力脱臭 クラッシュシリカ

クラッシュシリカ
クラッシュシリカ


材質:シリカゲル系
メーカー/販売元:株式会社ヒノキ

原材料 : シリカゲル 中国原産
容量・サイズ : 4リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : 「ご使用後の廃棄方法は、お住まいの自治の指導にしたがって下さい。」 とのみ書いてあります。
トイレに流せるか :流せません
土に戻るか : 未記載(ふつう、純シリカゲル砂は土に戻る商品が多いのですが)
重量 : 非常に軽い=女性が4袋を同時に持ち上げて家中移動できる (約1.7kg)

商品説明(パッケージ記載内容)

強力脱臭 クラッシュシリカは 株式会社 ヒノキのオリジナル商品です。
商品特長(1)強力脱臭・しっかり吸収
商品特長(2)クラッシュタイプなので飛び散りが少ない。
商品特長(3)水分で固まりにくくつぎたし不要

実際に使ってみました

砂の色や砂粒の大きさ

半透明で乳白色の、不定形の粒です。
青い粒が少量混ざっています。
粒の大きさは、透明・半透明なシリカゲル系としては、大きい方です。

クラッシュシリカ
クラッシュシリカ

↑一緒に写っているのは十円玉です。

固まり具合

固まらないタイプです。
30ccの水は、こんな感じに吸水されました。
一緒に写っているのは十円玉です。

クラッシュシリカ
クラッシュシリカ

透明な水を吸ったためか、砂粒も、より透明感を増したようです。

実際に使った感想。

よく吸水し、砂がだんだん黄色に染まっていきました・・・

尿の量や回数がわかりやすいか

健康な猫尿は黄色っぽい色をしています。
その尿を吸えば砂の色も尿色になりますので、単独飼育や、砂を引っかき回さない子なら、砂が新しい内は回数も量もよく解ると思います。
が、砂をかき混ぜてしまう子(いえ、ちゃんと埋めているわけですから飼い猫としては優秀)、多頭飼育の場合は、色のついた粒が散乱して、1回の大量尿か数回の少量尿かわからなくなる可能性が高いです。
砂が古くなってくると、色つき砂粒がまんべんなく混ざってきて、さらにわかりにくくなります。砂全体をよくかき混ぜていれば、まだら黄色砂の中に黄色が固まってあるから、そこでしたな、というのはわかりますが。
私がシリカゲル砂で実際に試したことで、尿の回数や量がよく解る方法は;
トイレ底にまず新聞紙を敷いてから、シリカゲル砂をいれる、という方法です。
シリカゲル砂はよく吸水しますが、さすがに瞬時にとはいきませんから、排泄された尿はしみ通って下の新聞紙を濡らします。猫さんが排尿し終わって体の向きを変え臭いを嗅いで、さて砂掻きを始める頃には、しかし水分はほぼ砂+新聞紙に吸われてしまいます。
砂掻きでシリカゲル砂が混ぜられても、下の新聞紙に残ったシミの数で、排尿回数が把握できます。シリカゲル砂は、特に新しいうちは、下の新聞紙の水分まで吸い取ってしまうほど吸湿力が強いのですが、たとえ下の新聞紙が排尿後に乾いても、一度濡れた箇所はシワとシミが残るので、わかりました。

砂のにおいや脱臭力

◇ 砂自体のにおい

シリカゲルの臭いとしか(汗)。
ちょっとすっぱいような、味の素みたいなにおいです。弱いです。

◇ 脱臭力

良いと思います。
小はにおわず、大もすぐに水分と臭いが吸収されてしまい、ただよってきません。
ゆるめのうんPもそれなりにコリっとした固まりになります。
また、シリカゲル砂によくある、シリカゲル独特のにおいも、この砂ではほとんど感じられませんでした。
まったくゼロではありませんが、少なくとも私の嗅覚では全然気になりませんでした。

ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい

◇ ホコリ

一番最初に乱暴に袋をひっくり返してトイレに砂を投入したときに、少し舞いました。
ふつうのトイレ掃除では出ません。

◇ 飛び散り

少ないです。飛び散っても、球形ではなく不定形のシリカゲル粒ですから、転がることはありません。
球形のシリカゲル粒がフローリングの床に落ちると、コロコロ転がっちゃうんですよね。それが嫌だけどシリカゲル砂が好き、という方によい砂かもしれません。

◇ 猫足のもぐり具合

少しだけです。 そもそももぐるほど深く敷いて使用する砂でもありませんしネ。

尿の色(血尿)がわかりやすいか

赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。

クラッシュシリカ
クラッシュシリカ

↑濃い赤水。
真っ赤です。

クラッシュシリカ
クラッシュシリカ


↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
意図的にいつもよりさらに薄いピンク水にしたのですが、それでも分かります。

クラッシュシリカ
クラッシュシリカ

↑1=水、2=薄い赤水、3=濃い赤水。
そして、0=猫尿です。使用中猫トイレから色つき使用済み砂を取ってきました。
それぞれ、色がはっきりと違います。何色でもよくわかります。

猫砂のpH度

猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。

クラッシュシリカ
クラッシュシリカ


酸性ですね。

猫たちの評判

よく好まれました。
大も小も良くしてありました。
またシリカゲル砂の特長といえましょうか、ほかの子がすでに大をしてあっても、平気で同じトイレにはいってまた大をします。
砂がかなり古くなって、全体的に黄色くなってきたかなあ、という頃から、大は他のトイレですることを好むようになりました。とはいえ、全然使わないというのではなく、トイレを並べておいてあるので、どちらかといえば、黄色くなり始めたトイレよりはもう一つのトイレ(おから砂トイレ)を好むけど、って程度です。

その他

こういう透明系のシリカゲル砂は、ふつう、土に戻ります(っていうか、もともとが土中成分からできています。)
この砂のパッケージやメーカーサイトには、その点なにも言及がなかった(テスト時点で)のですが、シリカゲル砂だからいいかなと勝手に判断し、畑にまいてしまいました。
別に大丈夫・・・ですよね??

実験期間、価格など

テスト期間:

2010年3月14日朝~3月24日朝(10日間)

1ニャン1リットルあたり/日:

4.375日(1ニャン1袋当たり 17.5日)  

全取り換えのタイミング:

砂が全体的に黄色っぽくなって吸水が限界になったと感じた。    

テスト時のネット価格帯:

税込 399円~499円(調査日:2010.3.18.)  

1リットル当たりの価格帯:

税込 80円~100円(調査日:2010.3.18.)  

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