ニャンコと一緒に寝ようとすると

ニャンコと一緒に寝るのは楽しい。 ニャンコと同居する一番の醍醐味と言っても良いくらい。 しかし、とはいうものの・・・

*   *   *

恐ろしい夢を見た。 エゾヒグマに襲われる夢。
ここは本州だからツキノワグマしかいないハズなのに、 どうして凶暴なヒグマがいるんだろう・・・
なんて夢の中で思いながら 必死で逃げている。

ヒグマの巨体がのし掛かってきた。
  重い。
   苦しい。
    息ができない。

ああ、もうダメだ! と、思った瞬間、

目が覚めた。

トロの7キロ超の巨体が 私の顔に覆い被さって熟睡していた。

あ゛ーっ
 クマの正体はコイツね!!!

*   *   *

レオは、決して自分で布団に潜らない。 必ず人に布団をめくり上げさせる。 人が熟睡していようと、 前足でほっぺをチョンチョン、冷たい鼻先をペトリとつけて起し 布団をめくり上げさせる。

厳寒期は、それでも、すぐ潜ってきてくれるからよい。 暖かくなってくると、 とりあえず、人を起こして、布団をめくり上げさせて置いてから レオはじっくり考える。
  「どうしようかニャン、もぐったら暑いかニャン?」
そして、 こちらの腕が疲れてプルプル震えてきて、 その一方、ねぼけ頭がすっかり目覚めてしまう頃
  「やっぱり、や~めた」
と どこかに行ってしまう。

*   *   *

なぜか、一番の上席は、右脇の下らしい。 左脇の下はあくまで次席のようだ。 なぜ右の方が人気があるのか、わからないが ほとんどの子が真っ先に右脇の下に入りたがる。 時には場所の取り合いで、ウー、シャー、ネコパンチ!とやっている。 お願いだから、間違えて私の素肌にまで、ネコパンチ・ネコキックしないで欲しい。 朝起きると右脇腹に爪痕がついていたりする。

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右脇の下が人気だけれども、 トロだけは、左脇の下が好きなようだ。 トロは、普段に似合わず、寝るときはおとなしい。 そして、私の顔にぴったり頬を寄せて寝たがる。 寝ながら、しばしば顔をなめてくれる。

しかし、寝ぼけながら舐めてくれるので、 こちらがうっかり大口を開けて寝ていたりすると 口の中まで舐められてしまう。 そりゃ、トロはまだ若い青年だけど 王子様の優しいキッスで目覚めた白雪姫・・・ の気分には、どうも、なれない。

いくら愛猫トロでも、やはり猫は、キスの時、 舌を入れないで欲しい。

*   *   *

みけは、寝ている間にどんどん移動する。 腕枕で寝ていたはずなのに、いつのまにか、足元から布団の外に滑り落ちて また、枕元に戻ってきては、「いれて~」と言う。 この子は寝返りが激しい。

その上、寝返りをうつたびに、モミモミ・チュパチュパをする。 最初は私の胸に、次にお腹に、太股に、しまいには足首を抱え込んでモミモミ。 素足に爪を立てられると痛いので目が覚めてしまう。 みけが、布団の足元の方から転がり落ちてしまうのは、 そのうち何回かは私が蹴飛ばしているに違いない。

みけ、ごめん。

*   *   *

私の布団を占領するねこたち。 いったい、このどこに、私は寝ればよいというのだ?  

猫団子

レオ、チャトラン、トロ、お通、ビク、ちびまる太、みけ

 

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