システマサンド+ペットシーツ

システマサンド

システマサンド

システマサンド+ペットシーツ

システマサンド+ペットシーツ


材質:シリカゲル系
メーカー/販売元:豊田化工株式会社

*このページはシステムトイレと一緒に使用した場合のテスト結果です。
システマサンドだけ。
システマサンド+ペットシーツ。
システマサンド+システムトイレ。

原材料 : 主成分:シリカゲル(ガラス鉱物系)、香料、植物性消臭剤
容量・サイズ : 3リットル
可燃ゴミ/不燃ゴミ : *各自治体の規程に従って処理してください。   
トイレに流せるか :流せません    
土に戻るか : 戻りません  
重量 : 非常に軽い=女性が4袋を同時に持ち上げて家中移動できる。

3リットル袋ですからとても軽いし小さいので、気楽に持ち運びできます。
猫砂を買って帰るときは「買うぞ」と覚悟して買わなければならない重さやサイズの袋が多い中、この大きさなら「ついでに」ショッピングバッグに入れられます。
特に女性には便利なサイズ/重さではないでしょうか。

商品説明(パッケージ記載内容)

どんなシステムトイレでも使えるねこちゃんの砂

●普通のトイレの砂としてもご使用できます

・肉球にはさまらないよ。飛び散らないから掃除も簡単!
・フン→乾燥してニオイを止める!
・オシッコ→瞬間吸収!ニオワない!

オシッコをすると香が出て臭いを消します。カモミールの香り
3リットル 約20~30日使える
 
オシッコすると芳香消臭剤が香り立ちニオイを消す新システマサンド。

〔効果&特徴〕

【その1】
強力消臭シリカゲルが、飛び散らないので、部屋が汚れないニャ。

【その2】
フンは乾燥してしまうので、部屋の臭いを強力におさえるニャ。

【その3】
オシッコは、強力消臭シリカゲルが強力吸収!カモミールの香りを芳香して消臭剤で中和するニャ。

【その4】
消臭剤入りカモミールタブレットで部屋に充満した臭いを強力に中和してクリーンな空気で気持ちいいニャ。

実際に使ってみました

砂の色や砂粒の大きさ

中くらいのペレット状の円筒形の砂です。

システマサンド

システマサンド

システマサンド

システマサンド

  
一緒に写っているのは十円玉と、ハナのお手々と耳です。

同じ豊田化工株式会社の、たとえばリサイクルシャトルが、同じくシリカゲル系なのですが、粒がまん丸でビーズみたいな感じです。このビーズがよく転がるし、素足で踏むとピンポイントなのでけっこう痛いのです。
この砂は円筒形なので、ビーズのようにコロコロ転がっていくことはなさそうです。また素足で踏んだ場合、当たる面積が横長に広いので、ビーズを踏んだときほど痛くありませんでした。

固まり具合

固まらないタイプです。
30ccの水を吸水させてみました。
一緒に写っているのは十円玉です。

システマサンド

システマサンド

ジュワ~ッと音が出て、シュルシュルシュルと給水されました。
少し発熱もしました。
ほんかわと暖かくなる程度の発熱です。

尿の量や回数がわかりやすいか

尿を吸収すると、真っ白の粒がグレイになります。 シリカゲル系砂の欠点のひとつに、尿の量や回数がわかりにくいというのがありましたが、この砂は尿を吸収すると変色するので、量や回数の見当がつき、シリカゲル系砂の欠点が補われています。 また元が真っ白の砂で変色しても薄いグレイですから、もし血尿をした場合も、わかりやすいだろうと思われました(テスト中には幸い誰も血尿しませんでしたから推測ですけれど)。

砂のにおいや脱臭力

◇ 砂自体のにおい

「カモミールの香り」となっていますが、新品はかなり弱いです。
何々の香と銘打ってある砂の場合、その何々の香が強すぎる商品が多く、うちは多頭飼いですから複数袋を箱ごと買う事がよくあり、段ボール箱が玄関先に持ち込まれた瞬間からプゥンと香って(臭って・・汗)くる砂はめずらしくありません。
この商品もまとめてダンボール箱で受け取ったのですが、箱の外には全然臭いが漏れず、段ボールをあけてもさほど強い香ではありませんでした。
このくらいなら「芳香」「香り」って感じます。強すぎる猫砂は「臭い」って思ってしまいますが。
砂が小を吸収するにつれ、かきまぜると、カモミールの香りがするようになりました。開けたての新品より少し使った方が香るようです。人間には良い香りと思われます。猫たちがどう思っているのかはわかりませんが、気にする様子は全然ありません。
さらに使い続け、限界近くまで尿を吸収すると、さすがにかすかに尿臭がするようになりましたが、気になることはありませんでした。
他のシリカゲル系砂とくらべても、臭いに関しては今までテストした中で一番優れていると思いました。

◇ 脱臭力

とても良いと思いました。
尿臭は、最初のうちは、全然しません。
砂が限界ちかくまで尿を吸収すると、さすがに少し臭うようにはなりましたが、他のシリカゲル系砂が、限界近くなるとかなり強く臭うのに対し、この砂は、砂粒の過半数が尿を吸収した色に変わってからでも「そういえば臭うかな」程度でした。
大の方は全然臭いませんでした。
シリカゲル系はやはり糞臭に強いですね。コリコリに固まって、臭わず、不潔感もありません。

ホコリ・飛び散り・猫足のもぐりぐあい

◇ ホコリ

めだってはありません。 
が、黒い家具の上にうっすら白く肉球模様が残っていました。
白い粉がでるのか?

◇ 飛び散り

少なかったです。
また、肉球にもほとんど付かないようです。
同社製品のリサイクル・シャトルなどにくらべ、一粒一粒がかなり大きく重量もある上に、ペレット状で付きにくい・転がりにくい形状であるためと思われます。
これなら、トイレ周辺を小箒でさっと掃くだけで済みます。
ホコリもすくないから、毎回掃除機の必要はありません。

◇ 猫足のもぐり具合

砂の量が3リットルと少ないので、そもそも潜るほど深くなりませんでした。 
別のトイレに2袋6リットル分をいれてみたところ、こちらはすこしもぐりました。

尿の色(血尿)がわかりやすいか

赤い絵の具を水で薄めて、スポイトで砂に垂らしてみました。

システマサンド

システマサンド


↑濃い赤水。
とても赤い。
システマサンド

システマサンド


↑薄い赤水。ほんのりピンク色がついている程度の薄い水です。
かなり薄いピンク水だったんですが、それでも、なんとなく色がついているのがわかります。
システマサンド

システマサンド


↑1=水、2=猫尿、3=薄い赤水、4=濃い赤水。
水と猫尿の違いは、こうして並べればわかりますが、よほど観察眼のあるひとでないと、通常の使い方では多分わからないと思います。
3と4はよくわかります。

*この項目は2012.11.3追記しました

猫砂のpH度

猫砂がヒタヒタに浸かるくらいに水を入れて猫砂水溶液を作り、pH試験紙を浸してみました。
真ん中部分の矢印のところが、検査のための変色域です。
上下の色見本と見比べて、pH度を調べるようになっています。
酸性なら黄色っぽく、アルカリ性なら青紫に変色します。

システマサンド

システマサンド

酸性の砂でした。

*この項目は2012.11.3追記しました 

猫たちの評判

小が大人気でした。とてもよくしてありました。
大も、新しい時は良くしてありましたが、ある程度使ってからは、どちらかといえばもっと砂の量が多い方のトイレにするようになりました。
この砂は1袋たった3リットルですから、一袋全部いれても砂の絶対量が少ないのは仕方ありません(普通の猫砂は一袋7~10リットルサイズ) 。
テストの為に1トイレ1袋と決めていましたけれど、もしもっと砂を足していれば、ずっとこの砂のトイレの方で大もし続けたかも知れません。

*その後もう一つのトイレに2袋計6リットルをいれてみたところ、こちらでは大も好んでしてありました。やはり砂の深さが問題だったようです。きちんと掘って埋められないと猫としては不満足な部分があるのでしょう。

その他

この砂は各種システムトイレ用に、ペットシーツと組み合わせて使うことを考えて開発された商品です。

うちではシステムトイレ系は使っていませんので、普通の市販猫トイレ(すのこなし)にまずペットシーツを敷き、その上に直接システマサンドを入れる、という形でテストしました。
使ったペットシーツは、アイリスオーヤマ社の「業務用ペットシーツ スーパーワイド25枚入」です。
犬用に買った90cm×60cmの大型シーツが100枚以上も残っていましたので、それをりトイレの大きさに合わせて4枚に切って底に敷きました。(犬は残念ながら2006年夏他界しました。)

本来のシステムトイレは、すのこがあり、尿は砂を通ってすのこから下の吸収マット(シーツ)へ落ちるしくみになっています。
つまり、砂とシーツは直接接触しないしくみです。
砂が尿に触れる時間は、尿がすのこの下に落ちるまでときわめて短く、それだけ、砂が尿を吸収する時間も短く量も少なくなると思われます。

ペットシーツの上に直接触れる形で砂を置いた場合、あるいはシーツが吸収するより早く砂が尿を吸収したり、またはシーツに一度吸収された尿を砂が再吸収する可能性があります。
ですから、シーツを使ってのテストといっても、厳密にはシステムトイレとは違う使い方になってしまい、メーカーさんには申し訳ないのですが、このテストのためにだけ新たにシステムトイレを2セット購入するというのも何ですので、このテスト方法をとらせていただきました。
ご了承ください。

ペットシーツは、日に2回取り替えました。
システムトイレ(や、すのこトイレ)なら、猫の手足はシーツに直接触れませんから、シーツの限界まで小を吸わせて良いと思いますが、私のテストの仕方では猫がひっかくとシーツが破れてしまいますので、衛生管理上日2回取り替えました。

ペットシーツの使用量は、スーパーワイドサイズ(90cmx60cm)を21日間2トイレで計21枚使いました。レギュラーサイズ(30cmx45cm)に換算すると84枚使ったことになります。

ペットシーツを使うと、うちのような多頭飼いだと、小の回数や量がよくわかりませんでした。
もしこの砂に欠点があるとすれば、この点だけだと思います。ペットシーツを使わなければ、もっとわかりやすいです。
他の点では、猫が好むこと、脱臭力、扱いやすさ、掃除のしやすさ、などなど、何も文句はありません。
あ、あと、まだうちの近所で売っていないことも欠点かな(笑)。

ご参考までに:
システムトイレでこの「システマサンド」を使用した場合、多頭飼いのお宅でも1ヶ月はもつ(マット交換は週1回)という情報が寄せられています。(注:後日私自身もテスト→システマサンド+システムトイレ。

もちろん、普通のトイレで、砂だけでの使用もOKとはなっています。
システマサンドだけでもテストしていますので、そちらも併せてご覧ください。
「どんなシステムトイレでも使える」はもちろん、実質、ほぼどんなトイレでも使える砂です。
(固まる砂使用が条件の全自動トイレ系では使えません。)

システマサンド

システマサンド

システマサンド

システマサンド

システマサンド

れから・・・・
パッケージの猫ちゃんイラストが、とってもかわいい(=^・^=)

システマサンド

システマサンド


イラスト部分拡大 
システマサンド

システマサンド

裏側の説明も可愛い

システマサンド

システマサンド


 
猫用システムトイレの比較と検証
 市販システムトイレ全種を購入して実際に使ってみました。

*豊田化工株式会社は世界で初めてシリカゲル猫砂を開発した会社です。

実験期間、価格など

 

テスト期間:

2006年1月10日夕方~1月31日夕方(21日間))
 

1ニャン1リットルあたり/日:

14日(1袋1ニャンあたり 42日)

*ペットシーツと組み合わせていますので、この数字は参考資料とし、ランキングには反映させないこととします。 
 

全取り換えのタイミング:

砂の吸収力が限界に達したと思えた  
 

テスト時のネット価格帯:

税込み 819円(調査日:2006.1.1.)  

1リットル当たりの価格帯:

税込み 273円(調査日:2006.1.1.)  

ショッピング

システマサンド+ペットシーツ” に対して1件のコメントがあります。

  1. nekohon より:

    匿名希望様 
    (2011年10月10日) ★★★★☆

    アイリス一週間取替えいらずネコトイレで使用しています

    脱臭力は文句無し。尿臭も便臭もあまり気になりません。
    (砂の香りについては袋から出した後は人によって強いと感じる 気がします)
    砂の散らばりも多くはないですが多少は肉球に挟んでしまうようです。

    ・以下気になった点
    使用後、砂の全交換を行うときにシステムトイレのすのこの網部分に細かい粒が挟まりいちいち取るのが面倒。

    袋によって粒の大きさにかなりばらつきがあります。やたら細か
    かったり、大きな塊がある場合もアリ(長年使用していますがここ3年ほどは特に酷い)

    袋から出した直後はそれなりに埃が出ます。換気のよい所である程度飛ばしてから使用しています。

    取り扱い店が少なく価格が高め。以前は一袋¥490で販売していた店が軒並み値上げ。今現在この値段で売っているお店は少ないと思います。

    ※血尿チェックのしやすさについて※
    家のにゃんがたまたま血便をした時に血の色がはっきりと確認できたので、おそらく尿でも同様のことが言えるのでは~と思います。

    *サイトリニューアル前にいただいておりましたコメントを、管理人が再投稿させていただきました。

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